誤飲・窒息定番・出典2024年

電気ケトルの塩水で作ったミルクで0歳4か月が入院。粉ミルクを作るときの「水の取り違え」を防ぐために見直したいこと

子育て注意報 編集部公開日 2026.9.28最終確認 2026.9.27編集と出典について ›

この記事は新しく起きた事故の速報ではありません。年度を問わず注意したい「定番の安全情報」をまとめたものです(出典・2024年公表の注意喚起をもとに要約)。

この記事の結論

野菜をゆでる塩水を一時的に入れていた電気ケトルを、別の家族が「ミルク用の水」と思い込んで沸かし、0歳4か月の子が高ナトリウム血症の疑いで4日間入院した事故が消費者庁の資料に載っています。ペットボトルに入った日本酒や次亜塩素酸水を水と取り違えた事例もあります。調乳用の容器は料理用と使い分け、作る前に匂いも含めて確かめることが基本です。

この記事でわかること
野菜をゆでる塩水を一時的に入れていた電気ケトルを、別の家族が「ミルク用の水」と思い込んで沸かし、0歳4か月の子が高ナトリウム血症の疑いで4日間入院した事故が消費者庁の資料に載っています。ペットボトルに入った日本酒や次亜塩素酸水を水と取り違えた事例もあります。調乳用の容器は料理用と使い分け、作る前に匂いも含めて確かめることが基本です。
粉ミルクを作るときの水は、見た目だけでは中身が分かりません。調乳に使う水かどうかを匂いも含めて確かめる、調乳用の容器は料理用と使い分ける、お酒や次亜塩素酸水はペットボトルなどに移し替えて保管しない。消費者庁が呼びかけている、誤った液体での調乳による事故を防ぐ基本です。 乳児用調製粉乳(いわゆる粉ミルク)は母乳の代替品として、フォローアップミルクは離乳期以降の栄養を補うものとして使われますが、調乳の仕方を誤ると子どもの身に危険が及ぶことがあります。消費者庁には、調乳のときに誤った液体を使ったことによる事故の情報が、医療機関から寄せられています。 消費者庁の資料には、次の事例が掲載されています。 ・保護者が野菜をゆでるための塩水を作り、一時的に入れておく容器がなかったため電気ケトルに移して置いていた。その後、別の保護者がミルク用に用意された水だと思い込み、沸騰させてミルクに使用した。保護者が残った湯でお茶を飲んだところ塩辛いと感じ、塩水で作ったミルクを飲ませたことに気付いた。子どもは塩分過剰摂取による高ナトリウム血症の疑いで4日間の入院となった(0歳4か月) ・ペットボトルに入っていた液体でミルクを作ったところ、子どもが少ししか飲まず、目が充血して顔に赤みが出たため、お酒でミルクを作ってしまったことに気付いた。前日に来客があり、片付けの際に来客がミネラルウォーターのボトルに日本酒をまとめて入れていたことを知らずに、保護者が中身を確認しないまま調乳に使ってしまった(0歳9か月) ・お湯に粉ミルクを溶かした後、冷ますためにペットボトルに入っていた弱酸性の次亜塩素酸水を誤ってお湯と同じ量加えてしまった。子どもはミルクを全量飲み、約2時間後に下痢をした。保護者もペットボトルに入った次亜塩素酸水を誤飲したが、無味無臭で気付かなかった(2歳) なぜ起きるのか ・塩水や次亜塩素酸水は見た目が水と変わらず、ミルクに混ざると匂いや味でも気づきにくい ・ペットボトルやケトルなど「いつも水が入っている容器」に別の液体を一時的に入れると、家族はそれを水だと思い込む ・調乳する人と、容器に別の液体を入れた人が違うと、中身の確認が抜けやすい ・赤ちゃんは飲んだものを自分で伝えられず、様子の変化で初めて分かる 予防のチェックリスト ・調乳の前に、調乳用に用意した水かどうかを、匂いも含めてよく確かめる ・調乳に使うケトルや容器は、料理用のものと使い分けるなど工夫する ・次亜塩素酸水やお酒などは、ペットボトルなどの容器に移し替えて保管しない ・調乳には、一度沸騰させた後に70℃以上に保った水を使う(乳児用調製粉乳の安全な調乳方法等に関するガイドラインの推奨) ・来客や家族が容器に何かを入れたときは、その場でラベルを貼るか、すぐに処分する もしものときは ・お酒などの誤った液体で調乳したものを飲ませてしまい、子どもに異変が生じたときは、すぐに医療機関を受診する ・受診すべきか迷うときは、かかりつけの医師、中毒110番、子ども医療でんわ相談(#8000)に相談する ・何を、どのくらい飲んだかを伝えられるよう、使った容器を捨てずに持っていく よくある質問(FAQ) Q. 電気ケトルのお湯で粉ミルクを作っても大丈夫ですか? A. 野菜をゆでる塩水を一時的に入れていた電気ケトルを、別の家族がミルク用の水と思い込んで沸かし、0歳4か月の子が高ナトリウム血症の疑いで4日間入院した事例があります。調乳用のケトルや容器は料理用と使い分け、作る前に中身を匂いも含めて確かめることを消費者庁は呼びかけています。 Q. 粉ミルクを作るお湯の温度は何度がよいですか? A. 乳児用調製粉乳の安全な調乳方法等に関するガイドラインでは、哺乳びんなどで調乳するときに「一度沸騰させた後、温度を70℃以上に保った水」を使うことが推奨されています。 Q. 間違った液体でミルクを作って飲ませてしまったら、どうすればいいですか? A. 子どもに異変があれば、すぐに医療機関を受診してください。受診すべきか迷うときは、かかりつけの医師や中毒110番、子ども医療でんわ相談(#8000)に相談できます。 本記事は公式データに基づき要約・加工して配信しています。詳細は公式サイトをご確認ください。

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出典
出典発表日:2024年9月18日
みんなの消費安全ナビ from 消費者庁「Vol.652 お酒などによる誤った調乳での事故に注意」2024年9月18日公表


※ 当サイトは、ゆとるんが運営する民間の要約メディアです。公式発表をもとに内容を要約・加工しています。数値・型番・日付などは原文どおりの転記を原則とします。最新かつ正確な情報は、必ず各公式サイトをご確認ください。お子さんの体調に不安があるときは、医療機関にご相談ください。

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