加熱式たばこを飲み込んだ9か月の赤ちゃん、胃の中に金属片。たばこを口に入れたら「水は飲ませない」
この記事は新しく起きた事故の速報ではありません。年度を問わず注意したい「定番の安全情報」をまとめたものです(出典・2026年公表の注意喚起をもとに要約)。
保護者がゴミをまとめていた数分のあいだに、9か月の赤ちゃんが加熱式たばこのスティックを口に入れ、葉を全部飲み込んでX線検査で胃の中に金属片が見つかった事例が消費者庁に報告されています。加熱式たばこには金属片が内蔵された製品があり、たばこを口に入れたときは水分を飲ませず、口の中を確認してすぐに受診することが基本です。
もしものときは ›たばこを子どもが口に入れてしまったとき、水や飲み物を飲ませてはいけません。ニコチンの吸収を高めるおそれがあるためです。口の中を確認してたばこを取り出し、何も飲ませずに医療機関を受診することが、消費者庁が呼びかけている基本の対応です。
「ゴミをまとめていた、ほんの数分」。そのあいだに起きた事故が報告されています。保護者が目を離していたところ、9か月の子どもが加熱式たばこのスティックを持ちながら口を動かしていました。葉の部分は全て飲み込んでおり、X線検査で胃の中に金属片が確認されたため、完全に排出されたかどうか、後日もう一度X線検査で確認することになりました。
なぜ「たばこ」の誤飲が危ないのか
- たばこの葉に含まれるニコチンを多量に体に取り込むと、嘔吐、下痢、頭痛、呼吸困難などの中毒症状が現れるおそれがあります
- 加熱式たばこのスティックには金属片が内蔵された製品があります。屋外のテーブルから風で落ちた加熱式たばこを口に入れた1歳の子どもは、X線検査で胃の中に薄い金属プレートが見つかり、マグネットカテーテルで取り除く処置を受けました
- ニコチンが溶け出した液体は体に吸収されやすく、特に危険です。ペットボトルに残っていたものを飲んだら吸い殻が1本入っていて、夜になって何回か嘔吐した4歳の事例があります
- 「高いところに置いたから大丈夫」ではありません。キッチンの高いところに置いていたたばこを、足台を動かして取り出し、口に入れて噛んでいた1歳の事例も報告されています
紙巻きたばこでも加熱式たばこでも、子どもにとっての危険は同じです。本人が吸わなくても、パートナーや祖父母、来客のたばこが家の中にある場面は少なくありません。
もしものときは
口の周りや口の中を確認し、たばこがあれば取り出します。ニコチンの吸収を高めるおそれがあるため、水などの水分は飲ませないでください。たばこが浸っていた液体を飲んでしまった場合や、普段と違う様子がある場合は、何も飲ませず、直ちに医療機関を受診します。症状がなくても製品を飲み込んだ可能性がある場合は受診し、可能な限り銘柄名やたばこのパッケージを持参して、どのような種類のたばこか医師に伝えてください。金属片が内蔵された製品かどうかの判断に役立ちます。夜間や休日で判断に迷うときは、#8000(子ども医療電話相談)に相談できます。
予防のチェックリスト
- 子どもの目の前で吸わない
- 吸い殻やパッケージも含めて、たばこを子どもの目に触れる場所や手の届く場所に置かない
- 吸い殻を捨てるときは、ビニール袋などに入れて密封するなど、子どもが容易に取り出せない工夫をする
- 飲料の缶やペットボトルを灰皿代わりに使わない
- 実家や義実家に帰省するとき、来客があるときも、灰皿とゴミ箱の置き場所を確認する
よくある質問(FAQ)
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出典発表日:2026年5月29日
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