抱っこ中の転落に注意。縦抱きで片手を離した瞬間に生後0か月が落ちて頭蓋骨を骨折した事例と防ぎ方
この記事は新しく起きた事故の速報ではありません。年度を問わず注意したい「定番の安全情報」をまとめたものです(出典・2022年公表の注意喚起をもとに要約)。
子どもをあやすために縦抱きをしていた保護者がミルクを取ろうと右手を離したとき、生後0か月の子が暴れて1m程度下のフローリングに落ち、頭蓋骨骨折と硬膜外血腫で約2週間入院した事例を消費者庁が紹介しています。抱っこ・おんぶからの転落で入院した62件のうち44件が0歳。立って抱くと落下の高さは1mを超えるため、抱く時・降ろす時は低い姿勢で行うことが呼びかけられています。
もしものときは ›赤ちゃんを立ったまま抱っこしていて片手を離すと、まだ動かないはずの新生児でも腕の中で暴れて落ちることがあります。子どもをあやすために縦抱きをしていた保護者がミルクを取ろうと右手を離したとき、生後0か月の子が暴れて1m程度下のフローリングに落下し、頭蓋骨骨折と硬膜外血腫で約2週間の入院となった事例を、消費者庁が紹介しています。保護者が立っていると落下の高さは1mを超えます。抱く時も降ろす時も、物を取る時も、低い姿勢で行うことを今日から見直しましょう。
消費者庁の公表資料「子どもの転落事故に注意!」には、次の事例が掲載されています。
子どもをあやすために縦抱きをしていた。保護者がミルクを取ろうと右手を離したときに本人が暴れて、1m程度下のフローリングに落下した。心配になり病院を受診した。頭蓋骨骨折と硬膜外血腫のため約2週間の入院となった(0歳0か月)
もしものときは
- 落ちたあとに嘔吐する、ぐったりする、泣き方や眠り方がいつもと違う、けいれんがあるときは、ためらわず医療機関へ
- 判断に迷うときは、子ども医療電話相談(#8000)や救急安心センター(#7119・地域により未実施)に相談できます。意識がない、呼吸がおかしいときは119番へ
予防のチェックリスト
- おんぶや抱っこをする時、降ろす時は、低い姿勢で行う(消費者庁)
- ミルクや物を取るときも、片手を離す前に座るなど低い姿勢にする(消費者庁の「低い姿勢で」を抱っこ中の動作に当てはめた言い方です)
- 抱っこひもの使用時に前かがみになる時は、必ず子どもを手で支える(消費者庁)
- 抱っこひものバックル類の留め具や、ベルトの緩みを確認する(消費者庁)
なぜ起きるのか
- 保護者が立っている場合、子どもの落下高さは1mを超えることになり、フローリングであっても頭部に傷害を負う可能性が高いと消費者庁は説明しています
- 医療機関ネットワーク事業(2017年4月〜2022年3月)に寄せられた14歳以下の入院事例1,258件のうち、転落は412件で最多です。年齢別では0歳が102件(24.8%)で最も多くなっています(消費者庁)
- 転落412件のうち、抱っこ・おんぶ等からの転落は62件。その内訳は抱っこ・おんぶ32件、抱っこひも16件、肩車9件、その他5件で、62件のうち44件が0歳でした(消費者庁)
- 抱っこ・おんぶ等からの転落62件のけがの部位は、頭部・顔面・首が55件と約9割を占めます(消費者庁)
よくある質問(FAQ)
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出典発表日:2022年7月20日
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