チャイルドシートに座らせたまま窓を閉めたら、3歳の首が挟まって入院。車のパワーウインドウ・ドアの挟まれ事故を防ぐために見直したいこと
この記事は新しく起きた事故の速報ではありません。年度を問わず注意したい「定番の安全情報」をまとめたものです(出典・2021年公表の注意喚起をもとに要約)。
駐車するときに、後部座席のチャイルドシートに座っていた3歳の子が窓から顔を出しているのに気づかないままパワーウインドウを閉め、首が挟まって顔面蒼白になり入院した事故が消費者庁の資料に載っています。スライドドアで3歳の中指が切断された事例もあります。閉める前に「閉めるよ」と一声かけて顔や手が出ていないか確かめる、ロック機能を使うことが基本です。
もしものときは ›車の窓(パワーウインドウ)やドアを閉めるときは、「閉めるよ」「近づかないで」と子どもに一声かけて、顔や手が出ていないことを確かめてから操作する。幼い子はそばにいる大人が確かめる。窓・ドアのロック機能を使って、子どもが自分で開け閉めできないようにする。消費者庁が呼びかけている、車のドアや窓に挟まれる事故を防ぐ基本です。
車に子どもを乗せて出かけるとき、ドアや窓の開け閉めには注意が必要です。パワーウインドウは閉まる力が強く、子どもの首や指が挟まると重いけがにつながります。消費者庁には、車のドアや窓に子どもが挟まれた事故の情報が、医療機関から寄せられています。
消費者庁の資料には、次の事例が掲載されています。
駐車時に、後部座席のチャイルドシートに座っていた子どもが窓から顔を出しているのに気付かないままパワーウインドウを閉めてしまい、首が挟まり顔面蒼白になった。その後も声を出さずぼーっとしているため救急要請し、入院となった(3歳)
車のスライドドアで左手の中指を挟み、爪の付け根付近で完全に切断してしまった。緊急手術で指の再接着を行った(3歳)
もしものときは
- 首や頭が挟まれたあとに、顔色が悪い、声を出さない、ぼーっとしているなど、いつもと様子が違うときは、すぐに救急要請する
- 指が挟まれて切れた、切断されたときは、傷を清潔なガーゼなどで押さえて止血しながら、すぐに医療機関へ
- 受診すべきか迷うときは、子ども医療でんわ相談(#8000)や救急安心センター事業(#7119・実施地域のみ)に相談する
予防のチェックリスト
- 窓やドアを閉める前に「閉めるよ」「近づかないで」と一声かけ、顔や手が出ていないことを確かめてから操作する
- 幼い子どもの場合は、そばにいる大人が確かめる
- チャイルドシートのベルトの長さを子どもに合わせ、バックルが外れていないか、乗せてから降ろすまで正しく装着する
- 窓・ドアのロック機能を使い、子どもが自分で開け閉めできないようにする
- わずかな時間でも、子どもだけが車内に残る状況を作らない(車内の熱中症や、キーを車内に残したままロックされる閉じ込めにもつながります)
なぜ起きるのか
- 閉める人が、子どもの顔や手が窓やドアから出ていないかを確かめないまま操作している
- 運転席からは後部座席の子どもの様子が見えにくく、子どもが窓から顔を出していても気づきにくい
- チャイルドシートのベルトの長さが合っていない、バックルが外れていると、子どもが抜け出して窓やドアに近づける
- ロック機能を使っていないと、子どもが自分で窓やドアを操作できる
よくある質問(FAQ)
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出典発表日:2021年8月18日
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