浮き輪をつけていても、お風呂で溺れる。トイレの間に浮き輪が外れ10か月が3日間入院した事故と防ぎ方
この記事は新しく起きた事故の速報ではありません。年度を問わず注意したい「定番の安全情報」をまとめたものです(出典・2022年公表の注意喚起をもとに要約)。
浮き輪をつけて浴槽に入れた10か月の子が、保護者がトイレで1分もかからないと思って離れた間に浮き輪が外れて顔が湯につかり、溺水で3日間入院した事故が消費者庁の資料に載っています。首浮き輪は入浴用の製品ではなく、ほかのタイプの浮き輪でも事故は起きています。水に入れているときは手の届く範囲で目を離さないことが基本です。
もしものときは ›浮き輪をつけていても、お風呂で子どもから目を離さない。水に入れているときは、必ず手の届く範囲で見守る。首浮き輪はもともと入浴用の製品ではなく、首浮き輪以外の浮き輪でも事故は起きています。消費者庁が呼びかけている、入浴中の溺水を防ぐ基本です。
首浮き輪(首掛け式乳幼児用浮き輪)は、乳幼児が水に親しみ運動することなどを目的として販売されている製品で、乳幼児の入浴とは目的が異なります。それでも、入浴時に子どもを浮かせて、保護者が髪を洗ったり、ほかの子どもの世話をしたりできる「便利グッズ」として誤って使われている例が確認されています。
消費者庁の資料には、次の事例が掲載されています。
保護者が子どもの体を洗ったあと、浮き輪をつけて浴槽に入れた。おもちゃを浮かべて浴槽の外から見ていたが、トイレのため1分もかからないと思ってそばを離れた。戻ると浮き輪が外れて顔が湯につかっており、引き上げると顔色が悪くぐったりしていた。119番通報したところで少し水を吐いて泣き出し、溺水のため3日間入院した。以前は首浮き輪を使っていたが、空気が抜けてきたため胴に着けるタイプに買い替えていた(10か月・2022年発生・2022年11月公表)
首掛け式の浮き輪を付けて入浴していた乳児が死亡した(2017年5月発生)
浴槽で乳幼児用浮き輪(首掛式)を使っていたところ、意識がない状態になっていることに気付き、病院に救急搬送したが、死亡が確認された(0歳・2020年3月発生)
もしものときは
- 意識がない、顔色が悪くぐったりしているときは、すぐに119番通報する
- 判断に迷うときは、#8000(子ども医療電話相談)に相談する
予防のチェックリスト
- 浮き輪をつけていても、水に入れているときは手の届く範囲で目を離さない
- 首浮き輪を入浴の「便利グッズ」として使わない
- 大人が髪を洗うときは、子どもを浴槽から出す
- 入浴後は浴槽の水を抜くことを習慣にする
- 首浮き輪を本来の用途で使うときも、空気漏れがないか、正しく装着できているかを毎回確認する。空気を抜き気味にしたり、ベルトを固定しなかったりしない
なぜ起きるのか
- 水に入っている以上、浮き輪をつけていても溺れる危険があります。口と鼻が水につかれば呼吸ができません
- 子どもは声や音を出さずに静かに溺れることもあり、すぐに気付けないおそれがあります
- 首浮き輪だけでなく、ほかのタイプの浮き輪でも事故は起きています
- 消費者庁に医療機関から寄せられた事故情報(2021年5月まで)では、入浴中に保護者等が目を離した51件のうち、「保護者の洗髪など」が16件、「子どもを残して浴室を出る」が16件でした(2021年7月公表)
よくある質問(FAQ)
各資料(消費者庁)をもとに子育て注意報が作成
本記事は公式データに基づき要約・加工して配信しています。詳細は公式サイトをご確認ください。
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出典発表日:2022年11月18日
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